設計室 井上理代奈
あっという間に梅雨が明け、7月に入り本格的な夏が始まりました。今年の梅雨はほとんど雨が降っておらず、さらには梅雨が明けるのもとても早く感じました。なんと、ほぼ全ての地域で6月中に梅雨明けが発表され統計が開始された1951年以来初めてのことだそうです!そんな短い梅雨の時期でしたが梅雨と言えば「あじさい」です。今回は紫陽花の綺麗なスポットを2ヶ所ご紹介したいと思います。
観音寺
1つ目のスポットは、京都府福知山市にある「観音寺」です。別名「あじさい寺」とも呼ばれています。観音様の霊力で眼病が治り、再び光明を得たお礼に七色に変化する光の花あじさいを植樹されたのがあじさい寺のはじまりと言われています。
毎年6~7月にかけて白、青、紫、ピンクのあじさいが100種1万株も咲き誇るようです。
お寺の中には沢山の写真スポットがあるのですが、その中でも私のお気に入りの写真スポットが”窓ガラスに映るあじさい”と”手水に浮かべたあじさい”です。
普通に見るのも勿論素晴らしいのですが、窓ガラスに映ったあじさいはまるであじさいに包まれているような幻想的な空間に思えます。
手水に浮かべたあじさいは花びらに水滴がつき、キラキラと日の光を浴び思わずカメラを構えてしまいます。よく見てみるとあじさいの上に小さなカエルが休憩している場合もあるので是非探してみてください。あじさいの間を通り抜け登っていくと展望台があります。展望台も面白いスポットなので一度登ってみてください。
善峯寺
2つ目のスポットは、京都市左京区にある「善峯寺」です。善峯寺には、およそ3000坪の白山あじさい苑がありセイヨウアジサイ、ガクアジサイ、ヤマアジサイなど約8000株のあじさいが斜面一面を華やかに彩っています。
私のお気に入りの写真スポットは、”一面に咲きほこるあじさいを見下ろすことができる見晴らしの良い高台”です。
青、ピンク、紫、ミックスのあじさいには圧巻です。下に降りて間近に見ることもできます。
よく見てみるとハート型のあじさいを見つけることができました。いいことがありそうです。
あじさい越しに京都市街を一望することもできます。晴れの日は勿論ですが、雨の日もおすすめだそうです。
その他にも善峯寺には国の天然記念物に指定されている「遊龍の松」があります。写真には収まりきらないほど大きく、力強さを感じました。
みなさんいかがだったでしょうか?
実は弊社のショップmogiyomogiにも純白の大きなあじさいが飾られていたんです!それが本物のあじさいだと聞いてとても驚きました。来年も見れたらいいなと思っています。
もうあじさいの時期は過ぎてしまいましたが是非来年、このブログを思い出して足を運んでみてください。まだまだ私も知らない綺麗なあじさいのスポットを探してみようと思います。
今年も暑い夏を乗り越えましょう!