夏の暑さも終盤にさしかかり少しずつ涼しい日も増えてきましたが暑苦しい夏におすすめの場所を紹介したいと思います。
夏は少しの時間外に出ただけでもダラダラと汗が流れてきます。せっかく外に出るなら少しでも涼しさが感じられる場所に行きたいなと思います。川や海もいいですが標高の高い場所も涼しくなります。
そこで今回おすすめしたいのは「六甲枝垂れ 自然体感展望台」です。インスタ映えスポットとしてご存知の方も多いのではないでしょうか。
六甲山は神戸市街地の近くですが年間を通して冷涼な気候のため麓に比べて約5℃気温が低くなり、見晴らしがよく「水、空気、太陽」などを遮るものがないのも特徴です。その中でも「空気」の特徴が活かされています。
展望台中央部は空気を引き上げるような形状になっています。
夏には冬の時期、周りにある氷棚で作られた天然氷を貯蔵している氷室の扉を開け風を取り込みます。氷室を通過した風は冷却され展望台内部の風室に送られます。そのため風室の内部は真夏でも約20℃に保たれ涼しく過ごすことができます。クーラーの効いた室内より涼しいかもしれません。
また風室に使用されている木材は檜のため風と一緒にいい香りも漂います。
檜の香りには心の作用として森林浴のリラックス効果とリフレッシュ効果があり心を落ち着けて前向きにしてくれるほか、健康への作用として血行を促進し疲労回復にも効果があり抗ウイルス・殺菌作用も高いそうです。
偶然にも弊社の木心の家の床材には杉と檜が使用されています。モデルハウスもございますので是非、檜の持つ効能や香りを少しでも体感していただけたらと思います。
少し話がそれてしまいましたが、六甲枝枝垂れ 自然体感展望台の冷風体験ができる期間は限られているそうで氷室内の氷が溶けてなくなると終了してしまうそうです。
また、現在六甲山の四季をライティングで表現した光のアートのイベントが開催されています。枕草子から「春はあけぼの、夏は夜、秋は夕暮れ、冬はつとめて」それぞれテーマがあるそうです。ぜひ100万ドルの夜景とともに楽しんでみてください。 来年の夏、暑く耐えられない日にこのブログを思い出していただけると嬉しいです。