一味違う「ギア」に【社長Blog on木心通信Vol.179】

平尾工務店 代表取締役 平尾博之

米大リーグの大谷選手が、6月に入り絶好調です。
18日には、今季メジャー最長の476フィートの特大本塁打を放っています。現在(6月24日)は、本塁打23本でリーグトップを走り絶好調です。
遠く離れた日本でも、多くの野球ファンを虜にしている大谷選手ですが、日々彼と一緒にプレーする選手たちにとっては、もっと驚きや感動する場面が多いと報じられています。
その一人、大谷選手の所属するドジャースのデーブ・ロバーツ監督が「翔平にはまだ、違うギアがあるのか」と、大谷選手の未知の可能性について、驚きを持ってこんな表現をされたようです。

私が若い頃、車はほとんどがマニュアル車でした。
走りの面白さを「ギアチェンジの醍醐味」のように楽しんでいた記憶があります。
山登りや悪路の時にはローギアにチェンジし、爽やかな風を感じる走りにはハイギアにチェンジして、心地よいエンジン音を体で感じる車との一体感を満喫していた感が有ります。

「違うギア」には、そんな「一味違う瞬間の醍醐味」を期待させてくれるものが隠されています。
車は、「走る楽しさ・満足感」を感じさせてくれるものから、いつしか移動の為の道具という意味合いが強くなりました。
若い頃には、車は「いつかはクラウン」という流行り言葉も有り、「良い車に乗りたい」と言う情熱と願望を持って、苦しい仕事にも精一杯頑張っていた様に思います。
「一味違うギア」という響きに、ある種の懐かしさを感じるのは私だけではないでしょう。
マニュアル車の走りで体験していた「一味違うギア」と、観客を新しい未体験と驚きの世界に引き込んでくれる大谷選手の「一味違うギア」は、同じ場所や時間を共有する人達に感じさせる満足感や充実感なのかもしれません。

私個人としても、平尾工務店という会社にしても、「この車に乗ってみよう」「あの野球場に行ってみよう」という期待感を抱いて頂ける様な人間となり、また、会社となる事が何より重要な事ではないかと改めて感じているところです。
新たな場面でも「一味違うギア」を予感して頂けるよう、これからも精進したいと考えています。

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