先日、新しい家族が増えました。
名前は、「ゲン」と言います。「源」と書こうと思います。
これまでの歴代は洋犬でしたが、初めての日本犬の柴です。
長年頑張ってくれた先代が亡くなって、孫を含め家族が寂しがっていたこともあり、新しい家族を迎えることにしました。
生まれてまだ二か月半の子犬なので、幼い孫たちも思う存分に抱いたり・体を触ることができる犬が来たことで、一挙に家族のマスコットとして、中心的存在になっています。散歩や餌やりは、孫たちの役割と決めていましたが、一日三度の餌やりと散歩は、孫たちの時間が合わず、今では私や家内と娘の仕事になってしまいました。想定通りですが‥!
一番下の六歳の孫娘は、これまで家族の最年少の為、皆から「言われるばかり」の立場でしたが、自分の手下ができたことで、「そんな事をしてはだめ・・」「ああしなさい・・」と、先輩言葉で「ゲン」君を叱ったり、宥めたりと張り切っています。
私達大人も、ゴンタそうなゲンに手を焼きながらも、日々癒される思いで、新しい家族と楽しい日々を過ごし始めました。
先日、中学校同級生の同窓会を約二十年ぶりに開催しました。
皆の近況報告を聞いていると、夫婦だけで年金暮らしに近い生活をしている人が多く、夫婦以外に同居と言えば年老いた親が居るといった話でした。日本の現況は、同級生の話の通りで、そんな老人たちの孤独に近い核家族が多いのでしょう。
45人の参加者の中で、子供や孫たちと同居している者は、ほんの数名でした。それが、都会の同窓会となるともっとその数は少ないのでしょう。
本人達にとっては、高齢者だけの家族生活が「寂しい」とか「大家族が羨ましい」とかの思いは無さそうですが、聞いている私にとっては少しばかり寂しい思いを感じました。
子育て放棄や、子供虐待の記事が日常的にマスコミに登場する昨今の日本の実情を思うと、三世代四世代が同居する家族の生活では、老人やペットの存在が、孫やひ孫の家庭教育的にも少しは役立ち、健やかな子供が育ってくれるのではないかと期待しているところです。
百歳やそれに近いお年寄りの「長寿の秘訣」をたまに伺いますが、皆さん異口同音に、「日々楽しく」「くよくよせず」「食べ物に好き嫌い無く」と言われます。
日々笑顔のある明るい家族を継続して行きたいものですね。