先日、地元のホテルで開催された講演会に参加してきました。
講師は京都のお坊さんで、東京大学農学系大学院を卒業された異色の経歴の方だと知り、大変興味があり申込みました。
「コロナの時代を生きる」という類似のテーマには常々関心が有り、いろんな専門分野の異なるの講師さんによって将来をどの様に見ておられるのか、どのような観点でお話をされるのか、私にはとても関心のある所です。
今回のお話で特に参考になったことは、『どんな時代にあっても共通するのは、「前向きに行動し生きよう」という考え方』が重要だという事でした。
人それぞれにその時代を精一杯生きているのだけども、それぞれの結果に対しては「自分に良い運がある」と思える人と、反対に「自分は運がない」と思ってしまう人たちに二分されるという事です。そして、二分された人たちのグループには共通する傾向があるという事でした。
特に、「運がある」と思っている人たちに共通する傾向は、
1.何にでも好奇心を持っている人
2.すぐにでも行動できる・行動している人
そんな人達の集まりが特徴の様です。
コロナ感染症前のパンデミック(症状の世界的な大流行)は、およそ100年前のスペイン風邪の様です。その頃とでは、世界の環境や経済規模・生活習慣等が大きく異なっています。
100年前を経験し「コロナ禍後の世界」を正しく予見できる人がほぼ生きていない今、やはり、その『解』を見出すには自分に合った行動を着実に行って、『解』を見つけるが一番早道なのかもしれません。
我が社も、まさしくコロナ禍の初期のタイミングで「トマト事業」をスタートしました。また昨年には、お菓子事業「パンニョーラ」を立ち上げました。その事業の中で、エネルギー問題・地球環境問題・食料不足や食料危機の問題・デジタル化による労働生産性の向上等々、取り組むべき課題と解決への手法も少しは見えてきました。
やはり、いろんな事に興味を持ち、人材や資金の許す範囲で行動する事での発見・気付きを大切にし、前向きに取り組むことは今後も継続していきたいと思っています。そして、「私たちには良い運がある」と実感できる将来を楽しみに頑張りたいと思います。
変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。