家の中は色々な方法で間仕切ることができます。例えば襖や障子、もちろん壁も仕切りです。格子や家具も仕切りになります。仕切り方次第で雰囲気がガラッと変わることもあります。
そんな中でも最近、私が気になっているのは“布”です。
布はカーテンとして屋外と屋内の境によく使われますが、実は間仕切りとしても、使い良い素材です。特に、透け感のある布に惹かれているので、その魅力を少しご紹介したいと思います!
上の写真は、古民家を改修して作られた宿の一室です。昔ながらの縁側があるお部屋で、本来なら障子等の建具が入っていた部分に、グレーのカラーレースカーテンがかかっていました。
綺麗なグレーの布を通すと、お部屋や縁側越しの風景がさらに素敵に見えます…。
こちらは、古民家を改修してつくられた観光案内所の一角です。蚊帳のように布で囲まれ、とっても落ち着ける空間になっていました。
こんなに薄い布ですが、囲われている安心感が得られるから不思議です。
このように、透け感のある布は写真にとても良く映えます。紗(シャ)をかける効果が得られるからでしょうか…。生活感のある部屋も、布ひとつで絵になる風景に変わりそうです。
因みに、宝塚モデルハウスでは、リビングと和室の間に2重の仕切りを設けています。
(リビング側から)1重目は腰壁+ポリカーボネートの仕切りです。目線が通るように作られているのでリビングが広く感じます。
2枚目は障子です。こちらの障子は和室を独立した部屋にしますが、光が透けるのでリビングの気配を感じることができ、孤立感はありません。奥行を感じる仕切りなので、リビングの広さを演出するためにも一役買っています。
宝塚モデルハウスの仕切り効果は、是非皆様の目でお確かめくださいませ!
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