【木心通信Vol.120】 社長Blog

平尾工務店 代表取締役 平尾博之

お陰様で10周年

この木心通信も、今月号で丸10年が経過しました。
10年一昔と言いますが、あっという間の10年でした。

本格的に注文住宅事業を始めた頃、当社の住宅情報(どんな家か?どんな考えで造るのか?等々)を地域やお客様に伝えるには、どうしたら良いのかを色々と考えました。

最初の頃は、自社のモデルハウスの冊子を製作し、OB客様や当社の協力業者さんに配布しました。次には、新聞の折込広告が良いのではと、手作りのチラシを作り配布しました。
本社周辺の5市程度に全戸配ると10万部近くの枚数になっていたと思います。住宅モデルの写真や性能・仕様等を細かく記載しても、果たしてどの程度の人に真剣に当社の広告を見て頂いているのか、とても不安でした。
社内でも、多くのチラシを印刷して配布する事に営業効果だけでなく、ゴミを増やす環境面での疑問の声が上がってきました。

そんな折しも、雑誌で見かけたある会社の「企業情報誌」が内容的にとても素晴らしかったので、「これだ!」と、急遽、広報活動の方針転換をし、「情報誌」として定期的にお客様(過去の、現在の、そして何より将来の)にダイレクトに届き、読んでもらえる事に期待を込めてスタートを切った訳です。

それが、ちょうど10年前の夏8月でした。

コンセプトは、お客様に定期的に届き、住宅仕様の個々の内容より見て知ってもらうイベント企画を掲載し、商品より会社の考え方が伝わり、お客様に興味を持って頂く配布物とする。
使用する紙やインクは徹底的に自然素材で、読者と環境に優しい配布物にする。できれば、全てを社員の手作りにし、出来る限り毎月の定期発行にする。
紙面のデザインや構成内容を出来るだけプロの意見を取り入れ見やすいものにし、記事内容は変わっても一旦決定した紙面構成は出来るだけ維持し、読者に馴染んでもらえるもの。

そして何より、「自社の社風や、社長始め社員の人間性、性格、考え方」等の『造り手の顔が見える』事を重要視しました。

「この会社に・・」「この人に・・」「任したら大丈夫そう」と感じて頂ける情報発信ツールになる事を日々願っています。

今日も、早いもので1ヶ月が経ち、120号の「社長ブログ」を悩み苦しみながら書いています。
これからも、今まで同様に変わらぬご愛顧を節にお願い申し上げます。

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