【木心通信Vol.118】私のお気に入り!

住宅営業部 小出忠男

秋になると山を落札し、その山に「マツタケ」をとりにいくのが父の楽しみでした。
私は一緒に山に登り、父にマツタケの生えている所を教えてもらいながら収穫した思い出が懐かしいです。

収穫したマツタケを家族や親戚、知人と一緒に山で焼き、マツタケ、マツタケ入りのすき焼き、そしてまつたけご飯をつくり、美味しくいた
だきました。今でいう「バーベキュー」って感じですね。

そんなこともあり、「マツタケご飯」が大好きです。

父が作る「マツタケご飯」は絶妙な味付けで分厚く切ったマツタケの歯ごたえがたまらなく、シャキシャキで噛むたびにいい香りが口の中に広がっていき、おかわりを何度もしたものです。
秋はいつも新鮮なマツタケをお腹いっぱい食べ、他の季節でも冷凍して取って置いたのを料理して食べていたので、その当時から高級食材だったマツタケは私にとって、シイタケと同じように庶民的な食材と思っていました。

父が他界し十数年が経ち、それ以来食べることも少なくなりました。
秋になるとスーパー等で陳列しているマツタケを見かけると、父とマツタケ狩りに行った事、家族みんなで食べた事、何よりも父との思い出が頭の中に蘇ってきます。

もう一度、山で父が作った「マツタケご飯」が食べたくなりました。

SNSでも情報発信中!

  • 平尾工務店のfecebookページへ
  • 平尾工務店のinstagramページへ
  • 平尾工務店のpinterestページへ