3月も半ばになりました。まだ冷える日はあるもののようやく長かった冬も開け、日差しは春のそれになってまいりました。新しい季節の訪れに気持ちもウキウキ、わくわくしてきます。何分、私の場合は春に花粉症がひどくなるので辛いことも多いのですが…その反面、毎年春が来る度に楽しみにしていることがあります。
それは、ホタルイカを食べることです！
ホタルイカは春が旬の魚で、2月の終わりから3月4月にかけて市場に並びます。私はこのホタルイカが大好きで、毎年必ず食べるようにしています。春しか食べられないというのも、希少な感じがしてより特別感を感じる要因のひとつです。
ブログを書くにあたって色々と調べてみると知らなかった事実や興味深い内容が沢山書いてありました。
まず、ホタルイカは日本海に生息するイカで、主な産地は兵庫県・富山県だそうです。私は兵庫県で生まれ育ってきたため、ホタルイカは全国的に採れるものだと思い込んでいたのですが、そういうわけではなさそうです。兵庫の春の旬というと、いかなごのくぎ煮のイメージがあるかもしれませんが、そこにホタルイカも仲間入りして頂きたいものです。
また、「ほたるいか」は晩春を表す季語のひとつなんだとか。私には 俳句を詠めるほど語彙力も表現力もありませんが、今度そんな機会があれば使ってみたいと思います。
ホタルイカを美味しく食べるには、三つの下準備が必要です。
一つ目は、身体の横手についている目玉を取ります。
二つ目は、触手に隠れている口を取ります。
三つ目は、背骨を引き抜きます。ぴろぴろしたひれ(耳)が付いている筋の下側をつまむと、硬い線のようなものが出てきます。それが背骨ですので、引っ張って取るようにしましょう。 最初はコツが必要ですが、慣れれば簡単に出来るようになるので試してみてください。
今回は、無難に酢味噌につけて頂きました。酢味噌とホタルイカのみそが合わさって、すごく美味しいです。他にも、同じく春が旬の菜の花と一緒にオイルパスタにしても美味しくいただけます。レシピを検索して、是非春は色んなホタルイカ料理を一緒に楽しみましょう！
